こんにちは!
ともです。(@tomo_kosodate)
子育て中の皆さん
アクティブラーニングってご存知ですか?
学習者である生徒が受動的に教育を受けるのではなく
能動的に教育を受ける学習方法のことです。
これが近年注目を浴びており、文部科学省も熱い視線を送っています。
今回は日本の教育を変えるとも言われている
『アクティブラーニングをご紹介します』!
すぐに読みたい方の目次
アクティブラーニングとは?
学習には『受動的学習』と『能動的学習』2種類がある
受動的・能動的と書くとなんだか難しい話みたいですよね。
言い換えると授業を学ぶ姿勢が『受け身』なのか『積極的』なのかの違いです。
アクティブラーニングとはこれまでの『受け身』の授業を
『生徒が積極的に参加できる授業にしよう!』という取り組みです。
確かに中学や高校の授業って、
先生の話を一方的に聞くことが多いですよね。
ひたすら先生の話を聞いて、黒板に書いてあること板書して。
確かに退屈です。ってかめっちゃ退屈!!
一方アクティブラーニングでは生徒が発表したり、ディスカッションしたり、
実際に授業の内容を体験したり、そんな生徒の自主性が育つ様な授業を変えていこうという取り組みです。
アクティブラーニングとは具体的にどんなことをする?
ではアクティブラーニングでは具体的にどんなことをするのでしょうか?
ここでは私が特に重要だと考えるアクティブラーニングの3つのポイントをご紹介します。
グループディスカッションやディベート
あるテーマに沿って、学生たちが討論を行います。
あまり日本の学校では積極的に行われていませんよね。
でも社会に出て仕事を始めると、
意見の異なる人と話し合い、結論を導く能力が求められます。
学生の時から、しっかり討論し自分と他人の意見を
ぶつけあいながらも、お互いに納得のいく結論を出すという
ケーススタディで訓練出来るというのは素晴らしいですね。
プレゼンテーション
今度はディスカッションした結論を、
いかに分かりやすく『他人に伝えるか』といった訓練です。
これも学生の時にはほとんどプレゼンする機会がないですが、
社会人になって仕事を始めると、
それはもうプレゼンの嵐です。笑
徹底的に聞く人の立場に立って『客観的』にプレゼン資料を作り上げる必要があります。
『自分が分かっている』から『他人にも分かってもらう』ということに進化させる為には
大きな隔たりがあります。しかしその隔たりを埋める能力がなければ仕事は進みません。
この隔たりを埋める『プレゼンテーション』を学生の頃からしっかりと訓練出来るというのは将来とても役立つスキルになってくれると思います。
学んだことを教える
これも非常に重要ですね。
学ぶことは『インプット』と『アウトプット』がセットになって初めて身につくと思います。
言い換えれば、『他人に教えられることが出来て初めて知識が定着する』ということだと思います。
これ皆さん経験あるんじゃないでしょうか?
授業で先生から一方的に教えてもらった後は、分かったつもりになるんですが
誰かに教えようとすると分からない部分がでてくる。
だからアクティブラーニングでは、しっかりと教えてもらった知識が定着していることを確認するために、『学んだことを教える』というステップがあります。
家庭にもアクティブラーニングを取り入れよう!
小学生の息子と、保育園の娘の2人を絶賛子育て中です。
是非アクティブラーニングを家庭学習にも取り入れたいと考えました。
アクティブラーニングのポイントである『自主性を育てる方法』を3つご紹介します
子供に目的をしっかりと伝える。
例えば、朝子供の支度が遅い時。
ついついイライラして『早くしないとい支度しなさい!!』とか『学校に遅れるよ!!』って言ってしまいますよね。
でもこの2つの言葉にはまったく『目的』が含まれていません。
『なぜ早くしないといけないのか?』
『なぜ学校に遅れてはいけないのか?』
をしっかり伝えないと、目的が分からない状態で行動するので
子供の『考える力』や『自主性』を育てることが出来ません。
なかなかイライラしちゃって、『目的』を毎回伝えるのも難しいですが、
同じ言葉の注意を100回繰り返す労力を考えれば、
目的を10回繰り返し伝えて、少しでも子供の『自主性』を育てた方がいいですよね。
子供に上手に質問する
これは親の力が問われますね。
親は『しつけ』という名目で、ついつい子供との関係が一方通行になりがちです。
父親・母親の責任として子供にしっかりと『しつけ』しないとという『責任感』がそうさているのだと思います。
でもアクティブラーニングの重要なポイントとして、
先生から生徒への指導。
親から子供へのしつけ。
といった一方通行の教育ではなく、双方向のコミュニケーションが重要です。
では一つ具体例をあげますね。
子供がスマホに夢中になってたとします。
その時、『いつまでスマホしているの!すぐにやめなさい!』ではなくて、
『何時になったら勉強を始める?』といった様に、
こどもにちょっとした気づきを与えるように質問してみてください。
すると子供は、『この動画を見終わったら勉強する』と言うかもしれません。
そうしらた『何の科目から始める?』といった様に、少し具体的な質問にもつなげてみましょう。
難しく考えず、『教える・指導する・しつけする』ことをやめて
『なんでも質問してみる』だけで子供の『自主性』は育てられると思います。
まとめ
日本の学校教育は先生から生徒へ指導するという『一方通行』の教育が主流なのが現状ですよね。
教えられたことを『頭に詰め込んで試験で合格点を取る』。
悲しい現状ですが、これが現実だと思います。
しかしいざ社会に出てみると、
自分の意見と他人の意見の合意できるディスカッション能力や、
自分の意見を『相手に分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力』が求められます。。
学校教育にアクティブラーニングが取り入れられ定着する日は遠くても、
家庭には今日からでも取り入れることが出来ますよね。
是非、肩の力を抜いて、子供の自主性を育てるアクティブラーニングを家庭に取り入れてみませんか。